神アニメ。これのせいで寝不足の日々が続いてるけど、ほんとうに出会えて良かった。
ていたらくな暮らしをしている元スターのホースマン（馬）にイライラしながらも、思わず吹き出してしまうような脇役たちとのブラックなやり取りに癒される。
...はずが、癒しを与えてくれていたはずの脇役たちの言葉が、次第に私達の図星や過去を刺しに来る。
コミカルな絵柄からは想像できないほど、『サンセット大通り』を観た後のような哀愁が漂っている。
自分と似てるインテリで皮肉屋な元カレじゃなくて、陽気なピーナツバターと付き合うダイアンが正論を言われるシーン、辛すぎる。
一度日陰で育ったものは、無理矢理日の光を当てても上手く育たない。
「お前の悪さは善人だと自負していることだ。お前は善人じゃない」
これは、"ホースマン"という馬の姿にカリカチュアされただけの、私達の話。
※エピソード4,8がおすすめ。
アンドリュー・ガーフィールド、ケイト・ウィンスレット、ナオミ・ワッツなど、有名スターがチョイ役で声優出演してるのも見どころ。
