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機動戦士ガンダム 水星の魔女のカルピスのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年製作のアニメ)
4.0
いろんな要素が混ざってて、話がどうゆう方向性に行くのか、展開的に非常に面白かったですね。

最初は学園ものとして、学校の規律の中にモビルスーツ同士の決闘ルールがあり、その辺は「機動武闘伝 Gガンダム」のガンダムファイトのようであり、中盤で株式会社ガンダムを作っていく流れは、企業ものとして「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のようでありつつ、主人公含め学生達の日常の裏では、モビルスーツ開発の製造会社同士の熾烈な競い合いがあり、そんな大人達の争いが学園の生徒達にまで影響していく負の連鎖が面白いですね。

さらにガンダムで定番のスペースノイドとアースノイドの対立も盛り込まれたり、主人公スレッタとガンダムエアリアルの謎も面白さの醍醐味となってて、いろんな面から面白さを堪能できる作品でしたね。

ただ、個人的にエアリアル含めて、これカッコいい!と見た瞬間に言えるようなモビルスーツがいないのが残念。
最終回に出てきたバージョンアップしたエアリアルも、普通に思えてしまって残念でした。

キャラに関してはグエル・ジェタークは最高にいいキャラでしたね。
作中最も変化のあるキャラで、今後もどの様に変化していくのかとても楽しみです。
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