さつまいも

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールのさつまいものレビュー・感想・評価

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1期の1話で、新しいガンダムきた‼️とワクワクしていたけど、2期に入ってかなりがっかりした

まずアーシアンが全く救われてない
抑圧された末に革命を起こしたのに、革命起こす方が悪いみたいになって最悪 Twitterでも現実のデモを引き合いに出して「革命する暇あるなら家族を大事にしよう」みたいなしょうもないスローガンの象徴にされてしまって、残念でしかない(実際、水星の魔女自体がそう言ってるような作品ではあった それが最悪)

そしてスレミオの存在が、家父長制を破壊し、武器としてのガンダムを終わらせるのかと思いきや、最後までめちゃくちゃ武器として使って勝利したし、いつまでもミオリネの取り合いで、結局家父長制の再生産じゃん 医療器具としてのガンダムどこいったんや……スレッタの性別が女と言えど、結局力づくでミオリネを取り返したし、シャディクやグエルの“ミオリネの主人ヅラ"がマヌケに描かれることもなく、なんか割と真剣な感じで話が進んで、最後はフェンシング………(過去作のオマージュらしいけど、無理やりでは?) とりあえず社会問題的な要素いっぱいチラつかせるだけで、なーんも解決せずに終わった感じ

あと大人たちがスレッタをガンダムに乗るよう勧めるのやばくないか?碇ゲンドウやんけ 子供はちゃんと守られてよ〜子供しかできない改革を描きたいならちゃんとそう描けよ〜肝心なところで「やっぱり大人はすごい」的な描写入れておきながら(ミオリネの父しかり)、最後は子供自身が死ぬ危険のあるガンダムに乗せてまで戦争に勝とうとするなんて、あまりにも倫理観がむちゃくちゃじゃない?

とにかく期待大だったのに、なーんかどんどん変な方向へ転がって(これで良かったの…?本当にこれが描きたかったの…?)となってしまった
スレミオは結婚式開いてください
さつまいも

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