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天地無用!魎皇鬼のろいろいのレビュー・感想・評価

天地無用!魎皇鬼(1992年製作のアニメ)
3.4
"魎呼を助けなきゃ"

■作品について■
1992年製作のOVA『天地無用! 魎皇鬼』よりシリーズ開始されたアニメ作品。
原作者の梶島正樹が最初に命名したタイトルは単に『魎皇鬼』だったが、インパクトが弱いとスポンサーから指摘され、『天地無用!』が付け加えられたらしい。

当時はビデオディスクの高画質・高音質を活かしたクオリティの高い作風が支持され、原作のない完全オリジナル作品ながらOVAでは『機動警察パトレイバー』以来の商業的成功を収めたことでも知られている。

実は、アニメ黎明期から2000年代前半まで断続的にTV等で放送され、1995年にはテレビアニメ化への基礎を築いた。
さらにゲーム、ラジオドラマ、小説、漫画とさまざまなメディアに進出し、メディアミックス展開のパイオニアとしても有名。
しかし、本シリーズは断片的に公表していた設定や公表していなかった裏設定などが多いため、これらを補うために他の作家が独自の設定を追加した結果、それぞれのメディアごとに設定の差異が生じてしまっている。

■感想■
1992年に発売されたハーレム・ドタバタ・スペースオペラ・SFアニメOVA作品。
90年代を代表するアニメということで有名。

ストーリーは岡山県の高校生、主人公・柾木天と美女宇宙人たちを中心としたハーレムもの。

本作品は今でも多いハーレムものアニメの元祖とも言えるべき作品ということもあって、
90年代独特のノリと明るい雰囲気で溢れている。

全7話という短いストーリーなのだけど、コンパクトにまとめられていた。
キャラも魅力的だったし、嫌みなハーレムでも無い。
さすがメディアミックス展開での成功例!👏

たしかに今ではステレオタイプのハーレム設定なのだけど、当時は新鮮なものだったらしい👀

90年代や古いアニメを見たい人にはおススメできる!!
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