GYAO完走、そんなに経つのか!もう15も前の作品原作漫画も持っていた思い出深くある。蟲と言うごく僅かの者にしか見ることが出来ない異形のモノは人の側で影響を与えたり共存したり時には牙を剥く。
蟲師ギンコが出会う人々は一話完結一期一会が基本、蟲に翻弄される人々に助言協力しながら駆逐だけではない選択肢を与える。
明治期と言われる時代設定、日本の景色は美しく原作のイメージ通りでスタッフの尽力には感動を覚える。
見えないモノに翻弄される人々の感情の機微の細やさは絹の如くシルキー、現在のコロナ禍の世相に慌てふためく俺達なのか共通する心理が登場人物達に投影され共感は原作発表当時より強い気がする。