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攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン1のmz5150のレビュー・感想・評価

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン1(2020年製作のアニメ)
3.8
神山攻殻は今回も面白い。士郎の作った世界線から離れ新たな世界観の元オリジナルラインナップの声優も復帰しシーズン1はいい所で終わった。世界同時デフォルトや持続可能な経済としての戦争と私刑ネットリンチや新たな試み思想も成功している。又ネット内でのサイバーパンク世界を残しながらもモーションキャプチャー有効に利用し格闘やアクションの荒事がダイナミックになる。

ストーリーも優秀で袂を分かった仲間が再び集い、新たな事件に挑む。やはり気づきはトグサが与え起点になっている。魅力の一つ政治的な組織の対立や陰謀もこれからシーズン2で本格化する予感がある。

流石に予算が厳しいのか技術的に問題があるのか背景や室内の簡素なデザインがシンプルで安っぽさを感じる。人の動きをトレースしてるキャラの動きにもセル画で育ったオッサンには慣れる時間が必要だろう。又単独エピソードが7話だけと寂しい、ボーマとイシカワの単独が欲しい所だ。阪脩さんの声が弱ってるのが気になる。ラスト2話は角川映画かと思たw確かにノスタルジーを感じる造り。
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