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お兄ちゃんはおしまい!のKi64のレビュー・感想・評価

お兄ちゃんはおしまい!(2023年製作のアニメ)
3.6
原作既刊全巻所持。
アニメ化の話聞いた時はめちゃくちゃ驚いた。
『先輩がうざい後輩の話アニメ化』と同じくらいビックリした。

けど、キャラデザに違和感あって…w色彩設定が明るすぎたんかなぁ?
マンガのあの感じが良いんだけどな~。U口すき

その辺のモヤが晴れたので鑑賞開始。

ヒキニートの兄が科学者の妹が作った薬によって女の子になるって話。

TSFもので他の作品だと、

『らんま1/2』…水をかぶると女性になりお湯で男に戻る。中身(性格)は変わらず。
性別の違いにより関わってくるキャラの変化を楽しむ作品。

『へん』…GANTZの作者による短編。血液感染で女体化する過程をややリアルに描いた作品。
元の性別に戻るには他の人にうつすしかない。

『幼なじみは女の子になぁれ』…妖精の魔法で女体化してしまう主人公の話。元に戻るには、強く念じればいいだけw


おにまいのちょっと変わったところは、
『(効果切れはあるけど)しばらく元に戻ることができず、且つ妹より年下になってしまう』という部分。

なので主人公のまひろは変化を受け入れざるを得ない状況になり、初めこそ抵抗はあるが次第にその変化を受け入れていくという葛藤具合と、女の子になって脱ヒキニートステップアップの様子が見所。
ブラが超えてはいけない最後の一線、ってのがウケるw

元々引きこもりでみはりとの会話もロクにしてなかった風なので、女体化で妹の身になったものの兄妹として再びコミュニケーションを取り仲が深まっていく様子も何だか微笑ましい。
後に新キャラが出てくると、みはりオンリーとそうでない時で対応が変わるそのギャップも面白い。

声優がドラマCD版から続投なのも嬉しかった。
自分の中ではきらファンでのランプ役の印象が強い高野麻里佳さんの声がハマってたから、安心した。

やたらえちちな描写が多く、あれ?こんなだったっけ!?と思ってたけど、こんなだった。
アニメとして、動きと声が入るとこんなに変わるもんなんだな…
特に腋の描き込みが作画担当の人の執念を感じるw
自分はマンガくらいの距離感が丁度良いかな!

とりまくキャラたちも皆かわいい

野性的な元気っ娘あさひ。アニメ化で映えるキャラ。最初東◯のルー◯◯に思えたのは内緒。そーなのかー
キマシタワー要因みよ。変装メガネがかわいい。
ギャルなのに付き合いやすいかえで。まひろのお気に入り。
ボーイッシュなもみじ。厨二病発症しちゃうとこがかわいい。まひろが他の子に取られるとすぐ嫉妬しちゃうとこがかわいい。
まひろが一人でコンビニ行くだけで泣いて石カチカチする大げさなみはりかわいい。

作画が毎度無駄にぬるぬる動くな!ってのが楽しめたし凄いと思ったけど、8話だけなんか崩れたのちょっとワロタ
あれ?旅館の話が飛んでるな?と思ったらああなるほど、内容的に最後に持ってきた方が良いね。あさひとみよが追加で参加してたのも良かった!

何というかまぁ、アニメもアニメで良いところ色々あったけど私は原作をオススメしたいw
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