私のAVVENIRE

STEINS;GATEの私のAVVENIREのレビュー・感想・評価

STEINS;GATE(2011年製作のアニメ)
4.9
タイムトラベル・タイムリープアニメとしての金字塔、文句無しの最高傑作。タイムリープものはもはや「皆大好き」要素でよく見かけるが、本作を圧倒的に特別たらしめているのは、実際の理論を交えてちゃんと根拠を提示しているところ。例え架空だとしても(そもそも誰も正解は分からない)、「世界線収束理論」を軸に展開されるストーリー構成は初見時驚きの連続だった。「観測者」「ゼロが過去で1が未来」といった歌詞も含めて量子力学の要素をこれほど上手く取り入れたアニメは観たことがない。ラストは言うまでもなく大号泣。。
原作ゲームではより膨大なテキストで様々なことを学ぶことも出来た。※実際、CERN(作中ではSERN)は恥ずかしながらここで初めて知る、WWWの考案等も。CERNの中の人まで観ている作品は相当珍しく、日本アニメの誇りにも思える。

※ネタバレ・種明かしによって色褪せてしまうシナリオ重視タイプのため、スコアは数年前のもの
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