このレビューはネタバレを含みます
夢と恋に溢れた銀砂糖のように甘く、そして苦い。
こんなにも試練がふたりに立ちはだかるとは可愛いイラストとは裏腹の展開つづきに胸が痛む。
ふたりをつよく引き寄せるのに、ものすごい勢いで引き離す。
このつらさの先に平穏はあるのだろうかと不安を抱きながらも立派な銀砂糖師になるアンとアンへの愛にあふれたシャルの人間と妖精の物語。
それにしても、邪魔するものたちがなかなかに性格わるく、見ているのもつらかった。
最終回のシャルの決断にはほんと胸が引きちぎれそうになった。
こうするしかなかったのはわかるし、アンを愛するがゆえの行動なのもわかるけど受け入れるにはつらいが大きい。
どうか2クール目ではふたりで過ごし、愛を育めることを願う。
そして、銀砂糖師としてのアンの成長もたのしみ。