無双！ 無自覚！ ハーレム！ ご都合！ なろうテンプレをとことんまで突き詰め、最早ギャグの領域に辿り着いたアニメ
異世界のステータスをそのまま元の世界に持ち込めるのはいいが、骨格が変わるレベルだともう本人確認できるのだろうか？……なんて疑問は些細な話で、現代無双の展開が怒涛すぎる
急に決まる転校までは一応元の自分が成した善行の結果なので良いのだが、学校にやってくる暴走族をしばくだの、キャンプに行けば熊が出るだの、道を歩けばモデルにスカウトだの、遊びに行った先で火災が起きて人命救助だの、ステータスやレベルアップ以上に運命操作が凄すぎる。途中からいつ今日の運命操作ノルマを達成するんだ？と笑いながら見ていた
こういう主人公に松岡さんを起用してるのも完全にツボである
反面、異世界パートは信じられないほど話が進まず、まさか10話前までスタート地点の森から出ないとは思わなかった。終盤での「オレなんかやっちゃいました？」的な流れを見る限り、ここがまるで進まなかったのは惜しい
真面目にストーリーを追うなら退屈の極みだが、なろう系お約束パロディとして見るならめちゃくちゃ面白い
