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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのkumadaのレビュー・感想・評価

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(2002年製作のアニメ)
4.5
「笑い男事件」を柱に一話完結のお話を所々に挟みながら展開するのが攻殻機動隊SACです。監督は神山健治。押井守の映画版が攻殻機動隊にハマった最初でしたが、このアニメ版も十分に面白い。一話一話の脚本も練られています。菅野よう子とORIGAのコンビが奏でる音楽がストーリをさらに盛り上げている。国家と政治を絡ませた事件を背景に描かれるハードボイルな展開と、しばしば挿入される哲学的思考の場面が私を惹きつけます。本シリーズのクライマックスは24話の「孤城落日」でしょうか。ゴーストを宿したタチコマがバトーを助けるシーンには目頭が熱くなりますね。また数年後に見返しましょう。
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