鑑賞者

TRIGUN STAMPEDEの鑑賞者のネタバレレビュー・内容・結末

TRIGUN STAMPEDE(2023年製作のアニメ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

漫画は95年、アニメは98年の古典作品のリメイク。制作はorange。
まずはグラフィック。もうね、3Dで作らせたらorangeの右に出る者はいないですわ。圧巻。

で、キャラデザ。ビジュアルも声優の演技も◎。特にニコラス・D・ウルフウッド役の細谷佳正。初登場シーン何回巻き戻したか。ここまで声優の演技に惹きつけられたのは初めてかもしれない。(関西弁のエロさがわかった。男でも惚れる。)

次に思想。生存のために他の存在に一切依存しない“インディペンデンツ”と、生存のためには他の存在が必要な“人間”。人間の奴隷から独立しようとするミリオンズ・ナイブズ(兄)と、何度裏切られても人間に寄り添おうとするヴァッシュ・ザ・スタンピード(弟)。この構造だけでもおもしろい。

あとは、⚔と🔫とかピアノとか、モチーフの使い方等の細かいところにも魅力があるんですけど、cat's eye。
冬アニメはこれしか観てません。
ん?ニーア?聞いたことないですねぇ。

p.s.
シリーズ完結編製作決定だってよ!うひょ〜い!

“どんなにしんどい十字架背負ててもなぁ
食うてええし、笑ろてええんやで”
ニコラス・D・ウルフウッド
鑑賞者

鑑賞者