超電磁マシーン ボルテスVの32の情報・感想・評価

エピソード32
ジャングルの追跡
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あらすじ
ボルテスVが見た新たな鎧獣士の実験とは何か?絶海の孤島に一平の怒りがジャンギャルを追い詰める!咄嗟に身を投げ出して銃口の前に立つ健一の心とは?
コメント3件
おはうち

おはうち

作画面で目を見張るのが多かった。めぐみの花を摘む時のクローズアップ、父親を失った前話の悲しみを背負った表情が素晴らしい。めぐみの悲しみを知った一平が馬を駆け出した時のアオリアングルになるカットよ。ボルトアウトで分離するカットかっこよ、今まで無かったよね。 フィジカル強い大次郎とめぐみが肉弾戦をこなすし、めぐみの忍者スキルを余す事なく披露したり、二人が空爆を掻い潜りながらメカにダッシュするシークエンスの迫力とか、こういうのを見たかったんだよね!! 合体獣士のデザインがライディーンっぽくて完成系は見たかったり。合体する前に殲滅する理知的なストーリー運び。ボルテスのアクションが大分カッコよかった。海中か らガトリングミサイル→飛び蹴り →鞘から刀を抜くが如く抜刀ストリングのカットの外連味→コマでトドメを刺して→鞘に収める。最高かよ。 振り返れば戦死者多くて陰惨だよな、主要人物の墓が三つも並んじゃうの中々だよね。これを受けて一平の復讐心に繋がっていく連結の仕方も流麗。 ザリガニ獣士との対決は淡白でやや物足りなかった。超電磁ボール習得以降や、28話以降の大河ドラマ路線になってドラマの比重が重くなった分、一対一の対決はややワンパターンかな。 たとえ、敵と味方に分かれていても流れる出る血の色は同じだ! 熱い台詞! めぐみは蟹は苦手だけどザリガニはどうなん!?
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

超電磁マシーン ボルテスV 第32話 ジャングルの追跡 前回の長官戦死を受けてボアザンへの憎しみを燃やす一平と、ボアザンの血を引く健一の対立が上手い。ボルテスは異星文化との衝突が主軸なのでどうしても各キャラが弱いけど、こうして要所要所できちんと描写を入れてくるね。冒頭の日常風景が効いている。 疑念を持つのがジャンギャルなのも面白い。大将のハイネルを落とすのに、まず周囲からと。ジャンギャルってボアザン貴族の誇りを持っているけどハイネルほど強烈な貴族主義者ではないから、ここで葛藤が生まれて一気に深みが増すわけで。忠義に厚い武人だけど同時に将軍としてしっかりした判断力があるから、ハイネルと異なる思惑が生じる。ドラマが生まれる。 冒頭の新獣士の合体テストのメカ描写がたまらんね。明らかにボルテスを意識した合体機構の開発をしているけど、普通こういうのって「失敗したらダメ」になりがちじゃん。そうではなく、実戦の前に何度も試験を重ねて失敗パターンを積み重ねる。この物作りの発想をきちんと入れて、しっかり台詞で説明する。こういうリアリティの積み重ねがすごい。 あとジャングルで敵を追跡するのに、めぐみが一番活躍してるのが面白い。やっぱり忍者って強いんだな。
おふとん

おふとん

捕まえたジャンギャルに背を向けちゃうけんいちと一平。そりゃ逃げられるわ…
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