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キングダム 第5シリーズのSNOWのレビュー・感想・評価

キングダム 第5シリーズ(2024年製作のアニメ)
4.0
謎に包まれている桓騎とその配下の武将達が今回のシーズンで明らかになっていく。

元野党の桓騎軍団はどのような戦い方をするのだろうか。
信の飛信隊は果たして順応出来るのか。
この辺りを注目してして鑑賞したが
今までのキングダムとは違った見所が沢山あった。それは桓騎軍団の特殊性からだろう。

まず最初に思い出すのが信の活躍が見応えあった。部下を鼓舞する姿が格好よかった。
飛信隊の仲間が葛藤と躍動する場面で死を覚悟してまでも飛信隊の為に戦う姿に感動した。

桓騎の側近達の活躍も物語を面白くしていた。側近達は武将らしからぬ傍若無人でかなり癖が強い。その中でも黒桜と那貴とゼノウが好きなキャラかな。黒桜は女王様キャラで那貴はイケメンのクールキャラ。ゼノウは風貌から怖すぎます。見た目は龐煖(ほうけん)より強そう。北斗の拳の敵キャラで出てきそう。笑 

桓騎は相変わらず何を考えているか分からない。間違いないのは敵に回したくない人物ということ。
あらゆる手段で殺しに来そうで恐ろしい。
今回のシーズン5は信も活躍したがそれ以上に桓騎に驚愕した。

次のシーズンからの展開がどうなるのか。桓騎を見てると不安と期待が入り交じる。



↓ネタバレ





















13話で中華統一の話があったが、果たして統一が正解なのだろうか。中華統一したら沢山の人達が死ぬから憎しみが生まれ争いは絶えないと思うが、平和的な解決なら平穏に統一出来るだろう。だが12話の桓騎の蛮行で無理になった気がする。次回は李牧との対談だが李牧の考えが気になる。

法治国家の話があったが、史実では秦は法治国家だったのか気になったので調べてみたが、実際は律令国家だったみたい。
法治国家が登場したのは19世紀になってからのようだ。律令国家だと聞きなれないので理解されないと考えて法治国家としたのか。
律令国家だと王は法律に罰せられないが、法治国家では王は罰せられる。かなり意味合いが変わってくる。律令国家は今のイギリスみたいなのかな?色々と掘り下げると面白い。
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