ブギーポップは笑わない　Boogiepop Phantomの2の情報・感想・評価

　心に巣食う〝虫〟が見える少年、城之内久志の物語。「心残りや後悔のある人間に虫は現れる」という設定がまず面白い。 　城之内は喧嘩が強く、さらに学力まで高いという才能持ちの少年。人生順調に進んでるように見えた彼の元に、〝虫喰い〟の能力が発現。それから彼は徐々に狂っていく……。 　それは現実の依存症の恐怖と似ているものでした。アルコール中毒、薬物中毒、ゲーム中毒──それが続いたのちに待ち受ける〝堕落〟を、この回ではうまく表現しています。 　時々ぼんやりと回想が入るのも、変な心地よさを突かれてる感じで最高です。

結構分かりやすい話だよね 可視化できる不幸の正体は人の記憶だったっていう… しかもそれが虫で食べたらうまいっていう気味の悪さ

何か罪を喰らい続ける罪喰い人(シンイーター)を思い出した。 心のしこり=蜘蛛をひたすら喰らい続ける城ノ内。中毒者みたいになってある者に目をつけられて… 大好きなlainテイスト、キノに続いて全開ですし、ED の中毒性がまあとにかくヤバすぎる！ でも話は正直言って、雰囲気ばかりでちんぷんかんぷん。