一気に駆け抜けた感のある1期に比べ、2期は2クールになった事で、より一層日常系としての面白さが倍増していると思う。
とにかくストーリー展開を急ぐ事なく、1年間の学園生活をまったりと感じられるようになっているのが素晴らしい。
キャラクターごとの魅力について語るなら、あずにゃんが加わった事で下級生側の視点が入った事によっていつもの4人の関係性がより客観的に映し出されていて良いし、あずにゃんの冷静なツッコミキャラ的ポジションによってボケとツッコミのバランス性も深まっていて良いのでは…とか難しい事はどうでもいいけどとにかくあずにゃんが可愛いという事である。
唯に関してはいつもの天然キャラ+いかにあずにゃんを巻き込むかに特化しており、二人の仲の良さは観ていて微笑ましい。
澪はいじられキャラとしてのポジションをあずにゃんに奪われてちょっと影が薄いが、よりしっかりとしたキャラクターになっていたのではないか。
律はいつも通りのぶれない姿勢が素晴らしく安定している。
最後に、紬は1期よりも魅力が増していたように思う。それぞれ色んなキャラクターとの組合せが見られたし、自分の殻を破るべく色んな事に挑戦している点がとても良かった。「私だけスキンシップがない気がするから、私を叩いて欲しい」と皆にお願いするシーンは笑った。笑
また、相変わらず楽曲も皆魅力的。やっぱり「ごはんはおかず」は神曲。
「炭水化物と炭水化物の夢の(夢の)コラボレーション♪」
「あつあつホカホカ♪」
「いっちにさんし、ごっはん♪」
と、ついつい歌ってしまう。
話数が長くなった分だけ最終話付近はお別れが悲しすぎてとにかく泣いた。
文化祭終わった後の来年はもう無いんだと悟って皆で泣くシーン辺りからもう切ない…。
いつまでも観ていたいアニメだった。