またもや悪役令嬢もの。
ゲームの世界に転生するくだりがめちゃくちゃ雑いし、主人公の「悪女らしさ」がご都合主義的で最初は切ろうかと思った。
悪女なのに物語上は良い事をしないといけないので、良い事をするための理由がこじつけすぎない?
これは結構最後までモヤモヤしてたけど、途中でヒロインが本格的に出てきてから面白くなってきた。
綺麗事ばかり曰うヒロインと、それを持ち上げる周りの人々。
それに対抗する主人公と付き人。
ちょっと「転生王女と天才令嬢の魔法革命」を彷彿とさせるオチではあったけど。
あの隔離された村のおじさんの正体も意外性があって良かった。
それにしてもこの悪役令嬢ものってゲームの中に転生した理由とかすっ飛ばしてること多いけど、そこの理由とかもしっかりしてる作品てあるのだろうか。