タイトルにあるニンジャという言葉は本編では使われない。本編通して「忍び」という。このタイトルは欧米の客を掴むためだろう。それに「カムイ」に関しては一度も出てこないのでは?だからたぶん予想だけど制作スタッフは誰もこのタイトルに納得していないのではないだろうか?
日本のアニメでこれだけおっさん(ちゃんとむさ苦しいレベルのおっさん)どうしの会話やら殴り合いやらを延々と流す作品はそうそう無い。
忍びの圧倒的な力を世に示して世界を牛耳ろうとするヤマジ。それじゃ「忍び」じゃないだろう。「世を忍んでこそ忍び」じゃない?
アニメシリーズ通してなかなか楽しめました。近未来SFアクションといった感じで。
が
これちょっと思ったんですが、ヒガンが妻子を殺されてなければ、これほどヤマジの野望を止めるために動くことはなかったのではないだろうか。最初は復讐の為だけに動いてたら、ついでに世界も救っちゃったという。
いや抜忍の粛清からヤマジの進撃は始まってるから妻子殺しは必然だったのか。つらい。