
稲葉郷子、26歳。入社4年目の社会人。今日も朝早くから、満員電車に揺られてブラック気味な職場へ。クレーマーの電話を取りつつ、鬼上司からのノルマに頭を抱え…って、こんなの本当の私じゃない!大人として働く自分に強烈な違和感を覚えた郷子は、なんとか事態を解決しようとぬ~べ~を探すが、そこにいたのは…。
妖怪チャブクロ――天から下がる巾着袋の姿をしたそれをつかんだ者は、過去へと戻り、自分の失敗を一つだけ修正できるという。ぬ~べ~がたった一つだけやり直したい過去。それは小学校の恩師にまつわる悲しい出来事だった。生徒たちを命がけで守る霊能力教師ぬ~べ~。現在の彼を形作った少年時代のエピソードが今明かされる。
ぬ~べ~宛に届いたクール便を開くと、箱から飛び出てきたのは雪女のゆきめ!ぬ~べ~を愛するあまり、ふたたび山から戻ってきたゆきめは「この町で先生と暮らします!」と宣言。だが雪女と人間の同棲は上手くいくはずもなく…。冷たく突き放すぬ~べ~に怒ったゆきめは部屋を飛び出すが、そこでトラブルに巻き込まれ⁉
警察官やパトカーがひっきりなしに行き交い、大人たちの携帯電話には緊急速報が鳴り響き、険しい顔で噂話…。いつもより不穏な空気が漂う童守町。そんな中、下校中の広、郷子、美樹の目の前に、赤いマントをまとった謎の仮面の男が現れる。「赤が好き? 青が好き? 白が好き?」奇妙な質問に答えてしまった子供たちは…⁉
建設中のビルの陰でしおれる花を見つけた美樹は、ビルに向かって「どっか行きなさいよ」と悪態をつく。すると翌日、ビルは道路の反対側に移動していた!だが美樹以外誰もそのことに気づかない。ぬ~べ~に相談しても「妖気のたぐいは感じない」という。自分にしか認識できない、という状況は次第に不安から恐怖へと変わり…。
愛美にもらったお守りを片手に、最近見つけた釣りの穴場へ向かう克也。しかし子犬を助けるために奥の禁足地に踏み入ってしまう。そこは神獣・麒麟が憩う聖域だった。思わぬ事故から麒麟を怒らせてしまった克也だが、助けを求めたぬ~べ~はいつもと違う厳しい表情。妖怪ならぬ神獣を相手に、決死のぬ~べ~に勝機はあるのか⁉
生徒たちを連れて海に遊びに来たぬ~べ~。そこに現れたゆきめは、暑さに弱い雪女であるにもかかわらず、灼熱のビーチでぬ~べ~に猛アピールしフラフラに。一方郷子は、かつてぬ~べ~を雪山にさらおうとした彼女にまだ強い警戒心が。距離を詰めてくるゆきめを冷たく突き放す郷子だったが、海水浴中に危険な影に襲われ…⁉
5年2組の風間守は広のサッカー友達。人ならざる怪しい影が屋根の上で踊るのを目撃した時から、体調が急激に悪化。怖くなった彼は担任の律子先生ではなくぬ~べ~に相談する。普段の頼りないぬ~べ~しか知らない律子は憤慨するが、入院した風間を見舞いに訪れた病室で、自身もまた生徒を襲う妖怪の姿を目撃してしまう。
嵐が接近し全校生徒が早めに帰宅した童守小。帰りそびれた広と美樹は当直のぬ~べ~と合流。そこに一台の暴走車が校庭に侵入してくる。「化け物からかくまってくれ」と叫ぶ男女二人組。「なんて厄介なものを……」と頭を抱えるぬ~べ~。互いの怨念が絡み合う極めて凶悪な妖怪・七人ミサキ――広と美樹、決死のかくれんぼが始まる。
ぬ~べ~宛に届いた一通の手紙、盗み見たその文面はどう見てもラブレター⁉ 手紙に書かれた約束の日、ぬ~べ~にこっそりついていった生徒たち。たどり着いた海辺の公園にいたのは、かつての教え子・秋山恵だった。教育実習生時代のぬ~べ~、霊能力教師の最初の一歩とは。そしてぬ~べ~が恵と交わした「約束」とは…。
それは小学生なら誰でも知っている超有名な学園七不思議。メリーさんから手足の無い呪いの人形を渡された子は、1週間以内に学校のどこかに隠された手足を探し出さなければ、足りない部分をもぎ取られてしまうという。法子に狙いを定めたメリーさんを除霊すべく相対したぬ~べ~だったが、彼女の意外な過去を知り…⁉
不可解な怪奇現象が多発している童守町。子どもたちを守るため、童守小学校に一人の教師が赴任してきた。5年3組担任の鵺野鳴介、通称ぬ~べ~。 普段は優しく、ちょっと抜けている彼には、日本でただ…
>>続きを読む©真倉翔・岡野剛/集英社・童守小学校卒業生一同