マルア

バットマン: マントの戦士のマルアのレビュー・感想・評価

バットマン: マントの戦士(2024年製作のアニメ)
3.3
エグゼクティブプロデューサーにブルース・ティムっていうのがまず嬉しい。
この空気感、まさに90年代にやってたアニメシリーズの感覚そのもの。原作のイヤーワンを意識した、ノワールっぽい組み立ても良い。

ただせっかく時代設定を1930年代に設定したのに、雑すぎるポリコレ対応がノイズになってしまっているのが残念。
「この時代に黒人の警察本部長や黒人女性弁護士、プエルトリコ系女性刑事は普通に存在しているのか? 公民権運動とかどうなってんの?」等と引っかかってしまう。
というか「悪徳と退廃の街」ゴッサムシティなのに、そういう所だけ先進的なのはどうなのよ、と。
これが現代(21世紀)設定ならば何にも気にならないんだけどなぁ。
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