様々な引用を産んだオデッサの階段だけでなく、どれだけエキストラ集めたんだっていう群衆シーンや純粋にかっこ良い戦闘準備シークエンスなど、見どころのあるシーンが多い。群衆の動きあたりはやはり宮崎駿も影響受>>続きを読む
軋むマット、きらめく川、全てのカットが美しい。
静けさと共に物語は進行し、それに併せてか作中でBGMが流れることはない。というかエンドロールですら音楽を流さない徹底ぶりは凄い。
とにかく岸井ゆきの>>続きを読む
原作読了済。
とても丁寧に原作をリスペクトした作品。
約60分とは思えないほど話も作画も密度が濃い。体感的にあっという間だったような、逆にもっと長かったような、不思議な視聴体験だった。
若いうちか>>続きを読む
散々色んな所でネタにされたり引用されまくっているのに、いま観てもちゃんと怖いって凄い。
これが古典の底力って事なんだろう。
ベトナム仕込みのブービートラップやサバイバルナイフに象徴されるワンマンアーミー、理知的なグリーンベレーの上官など、エンタメ方面に多大な影響を与えた作品。
とはいえアクションでスカッとするタイプの映画で>>続きを読む
うん、分かってた。
分かってたんだよ観る前から中途半端になるってことは。どうやったって一本の映画向きの題材じゃあないもの。
元が新聞連載だし、本来はシリーズ向きなんだよ。それを結局一本の映画でやろうと>>続きを読む
一作目が一作目なので期待せず観始めたが、あれ?前作より面白いぞ⋯⋯?
もちろん大作感はなく、あくまでB級としての面白さだけど。
引きのバイク爆走シーンからの「お前ニコラスケイジやないんかい!」、ハイ>>続きを読む
血しぶきオプションONにしたニチアサ風味サメ映画(ただしそこまでサメ比重は高くない)。一応変身(ニンジャ装束)するしね。
しょうもないシナリオに微妙な演技。
真珠を上納させたいのにサメをけしかけて海>>続きを読む
約100年前の映画。
台詞なしのサイレント映画(BGMはあり)なので細かい筋までは分からないものの、なんとなく大筋は分かる作り。
踊り子によって囚人達が集団ヒステリーとなるシーンは、バットマンのアー>>続きを読む
ゆるーい感じのホラーコメディ。
教授と助手から滲み出るドリフ感と程良いお色気要素が気軽に観るには丁度良い。
舞台セットと衣装は結構豪華なのも得した感がある。
何だかとても沁みた。
全てのシーンが美しく、計算され尽くしているという印象。
音楽も画面に寄り添う感じで心地良い。
舞台の説明は最小限で、キャラクターの心情にフォーカスを当てたシナリオも凄みを感じ>>続きを読む
古谷徹キャラが乗る初代(RX78)モチーフのガンダムがラスボスというのは挑戦的で良い。
後期主人公機が壊れて前期主人公機(エクシア)に乗るシチュエーションは結構好き。
1だけ観てたのを忘れててHDDの奥から発掘。
MS同士の戦闘は格好良いけど戦争のワンシーンというよりはヒロイック、決めポーズが入る感じ。敵MSのデザインは前(1stシーズン)の方が良かったなぁ。
TVシリーズ未視聴。
キャラ名が面白すぎてそこにいちいち引っかかり、ストーリーが入ってこないのは困った。
エクシアとかティエレンといったMSデザインは結構好き。
話の展開はところどころ雑だけど、猫が可愛いのと小ネタ連発であまり気にならない。
主役を演じた2人が殺し屋のアレンタウンブラザーズも演じてるのはエンドクレジット観るまで気付かなかった。
マックス・チャンは格好いいしミシェル・ヨーの迫力も凄い。
街中でのネオン看板を使った立体アクションが特にお気に入り。
正直ストーリーはこれでもかというくらいベッタベタだけど「だがそれがいい」。
ぶっ>>続きを読む
熱を出した子供がうなされながら見る夢のような、または悪趣味なおもちゃ箱をひっくり返してぶちまけたような画作りがテリー・ギリアム節全開で楽しい。
とは言え、他の作品に比べればストーリーラインはかなりエン>>続きを読む
ずっと前に録画してたのをスキをみて視聴。
いや子供と一緒に観るのは流石に嫌だし笑
内容は予想通りに色々とひどくて笑える。特に主人公の博士、あまりにも人非人過ぎる笑
でも70年代から80年代、こういう>>続きを読む
先の読めないストーリー展開×クセの強すぎるキャラクターで非常に満足感のある仕上がり。
しょうもないキャラ達の性格は昔やってた『キング・オブ・ザ・ヒル』を思い出した(いや製作年代から言うと今作の方が先か>>続きを読む
MCU以前のありがちアメコミ原作映画、というか小さくまとまってる感。
元々アメコミ版のゴーストライダー自体にそこまで魅力を感じてないせいもあるけど、どこをとっても微妙な残念感が漂う。
いつもシャツの>>続きを読む
ドニー・イェン主演シリーズの最終章。
イップ・マン自身だけでなく再現度高めなブルース・リーのバトルシーンなど、最後だけあってサービス増し増し。
でもイップ・マンにとっての最難敵は息子の反抗期だった、>>続きを読む
クラシックにして王道。
言い換えればベタな展開ってことでもあるが、セリフまわしのセンスの良さはこの時代ならではという感じも。何というか品がある。
モノクロ画面に映えるファッションも素晴らしい。
ふとヒドい映画を観たくなって、HDDのサメフォルダからチョイス。
あれ、宇宙船のデザイン結構格好良いじゃん、と思うも宇宙服で色々と台無し笑
ストーリーも最後まで本当に行き当たりばったりで、救命ボート>>続きを読む
「しょーもな!」、とニコニコしながら観られるゾンビ映画。
深みとか全然無く、全体に流れるナード感が凄い。実際はどうだか知らないが、映画を観ていて「これ作ってる人モテなそうだなー」とここまで強く思った作>>続きを読む
タクシー内での会話メインで、特に凄いドラマが起きるわけでもないオムニバス5編(いやローマは人死んでるか)。
それでも何だかクセになるのは、同じオムニバス形式の『コーヒーアンドシガレッツ』と同様。
どれ>>続きを読む
劇場で観るのが間に合わなかった『マーベルズ』、ようやくディズニープラスで視聴。
やっぱり面白いじゃーん、と思いつつも賛否両論なのもまぁ分かる。
これ多分、カマラ(とその一家)を好きになるかどうかが評価>>続きを読む
しまった、『花束みたいな恋をした』を先に観ておくべきだったと後悔。
とはいえ前作に引き続き、小気味よいアクションとゆるい日常のバランスが神。
アクションのなかでも冒頭の銀行強盗退治と着ぐるみ着たまま>>続きを読む
安定のアクション。
ストーリーも前作より好み。
ライバルのチョン・ティンチ、ビジュアルも設定も格好いいと思ったら、案の定人気が出て外伝まで作られてるのか。
うーん、若い。
ジャームッシュが大学生の時に撮った作品なんだから当たり前だが、物語からも画作りからもとにかく若さを感じて、おっさんにはちょっとつらい。
10代から20代前半に観てたら全然印象違ったん>>続きを読む
過去と現在、現実と妄想がシームレスに繋がる感覚が「ドン・キホーテ」という題材にピタリとはまる。
ハビエルの人物造形は『フィッシャー・キング』を、ちょっとしたコメディシーンは往年のモンティ・パイソンを>>続きを読む
音楽の入り方とシーンのつなぎが神。
唐突なマーティン・フリーマンの登場にちょっと笑った。
今で言うMV風の作り。良く覚えてないが当時としては新しかったかなぁ?
思い出補正ありきで観ても自分には少しキツかった。何よりTV版と映画版の映像をちゃんぽんで切り貼りしてるのが「うーん」という感じ。>>続きを読む
ひと言で言うなら「良くあるホラー映画のシチュエーションにバランスブレイカーのチートキャラをぶっ込んでみた!」って感じ。
ホラーというか完全にギャグ。ゴア描写も少ないので、そういうのがダメな人でも安心>>続きを読む
主人公はじめ、バンドメンバーがみんな良い子達でほっこり。
ただコミュ症気味なだけで、ちゃんと真面目に仕事してるし全然ダメ人間じゃない。
前半まったり、後半怒濤の展開のバランスも良い感じ(小ネタの「レ>>続きを読む
昔の実現しなかったプロジェクトの事を思い出して、観てて切なくなった。
「あそこまで出来てたのに〜」とか、ほんと、もう、ね。
中止に追い込まれたのは果たして必然か偶然か、それは最早問題じゃなくて、こう>>続きを読む
お話自体は正直ありがちな、ブラックジョークで味付けしたヒーローもののパロディ(ゴア描写多め)だが、音楽の使い方が上手くてとにかく観てて気持ち良い、さすがジェームズ・ガン。
主人公がヤバい奴と思いきや、>>続きを読む