陰に忍んで悪しき闇を討たんとする、“忍者”(にんじゃ)。 孤立した者の居場所となり悪事を重ねる、“極道”(ごくどう)。 江戸時代、明暦の大火の裏で刻まれた忍者(にんじゃ)と極道(ごくどう)の因縁(カルマ)が、現代に再び燃え盛ろうとしていた――。 トラウマにより笑顔を失った忍者(にんじゃ)・多仲忍者(たなかしのは)と、 表向きはエリート会社員ながら裏社会(ウラ)を取り仕切る極道(ごくどう)・輝村極道(きむらきわみ)。 女児向けアニメの話題で意気投合した二人は、互いの正体を知らぬまま友情を深めていくのだが……。 忍者(にんじゃ)と極道(ごくどう)、両者の戦争が激化する中、その“運命”(さだめ)が交錯する。 決めようか、忍者と極道、何方(どちら)が生存(いき)るか死滅(くたば)るか!!!
トラウマから笑えなくなった少年・多仲忍者(たなか・しのは)は、ある日、同じアニメが好きなサラリーマン・輝村極道(きむら・きわみ)と出会う。意気投合する二人だが、二人は江戸時代より殺し合う二つの勢力――忍者(にんじゃ)と極道(ごくどう)だった! そうとは知らず、忍者(しのは)は拉致された知事を救うため、単身、極道(ごくどう)のアジトへ乗り込む。「裏社会(ウラ)で悪事(わるさ)かますと忍者(にんじゃ)が来襲(く)る」 決めようか…忍者(にんじゃ)と極道(ごくどう)、 何方(どちら)が生存(いき)るか死滅(くたば)るか!!!
©近藤信輔・講談社/「忍者と極道」製作委員会