このレビューはネタバレを含みます
監督が水島努、シリーズ構成や脚本に岡田麿里、ナナキデザインつくしあきひと、劇伴は横山克と、どう考えても傑作になるだろってメンツで作られているけれど世間の評判はボコボコだったアニメ。主題歌は好き。漫画版も読んでたな。
設定は陳腐だが1話の自己紹介から変な雰囲気バツグンでワクワクするし、ホラーアニメってだけでポイント高い。
でも普通に持て余していたくらい無駄なキャラが多すぎた。テーマ的に多様性が必要なのは分かるし、ダメなキャラと良いキャラのバランスは意図的なんだろうけど、見ていてダルイやりとりが多くてツッコミどころは満載。
女性キャラはそこそこ良い。萌え的な意味で。
11話で運転手さんが受け入れたシーンは感動的。
残る者と帰る者に別れたことで説教臭さが薄く感じられて良かった。
メッセージ性に自分の価値観と合う部分が多かったのもあって、割と気に入っている作品だ。