「ついに完成いたしました。機械人形のマリーです」 元天才格闘家の少女 ・マリーは人間としての身分を隠し、人間嫌いの大財閥の御曹司・アーサーの屋敷に“機械人形”として働くことになったが・・・ ──正体がバレれば即処刑!? “機械人形”として、持ち前の無表情を活かして職務を全うし、アーサーの命を狙い襲い来る暗殺者から彼を守るため奮闘する。 しかし、マリーを溺愛するアーサーに人間だとバレるピンチも訪れ、日々ヒヤヒヤ、ドキドキ! ロボットのふりをするメイド×人間嫌いな御曹司 笑って泣けるハートフルラブコメディ開幕! 嘘から始まる主従関係が、やがて思いがけない恋へと発展していく。
大財閥の御曹司であるアーサーは、幼い頃から命を狙われ続けてきたため、極度の人間不信におちいっていた。そんなアーサーの元にやってきたのは、機械人形(ロボットメイド)のマリー。鉄のような無表情で身辺警護をこなす、完全無欠のロボットのように見える彼女だが、実は、執事のロイによって雇われた、人間の女の子だったのだ。天才格闘家として活躍した経験と、生来の無表情さでロボットを演じているマリーだが、そんな事とはつゆ知らず、子供のようにはしゃぐアーサー。そんなアーサーの意外な一面を知ったマリーは、不思議な気持ちを感じ始めていた。
©あきもと明希・⽩泉社/機械じかけのマリー製作委員会