RyotaNakayama

PSYCHO-PASS サイコパスのRyotaNakayamaのレビュー・感想・評価

PSYCHO-PASS サイコパス(2012年製作のアニメ)
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2周目にてちゃんと見る。


将来の適正、進路、人生、
全てがシュビラシステムによって
決められてしまうことが当たり前の世界。

犯罪係数(サイコパス)が高いと
セラピーを受ける上で
改善の余地なしならば、牢屋に入るか飼い犬になるか。

稀に犯罪係数が上がらない免罪体質者もいて、
いくら罪を犯しても、その時代の法では裁けない。

そんな人たちと関わっていく間に
世の中の不条理さ、理不尽さに気づく。

システムによって意思とは関係無く、
いちばん幸せになれる方法を教えてくれる
(決められてしまう)ことがいいのか。

こちらの世界のように
誰もが自分の人生を手探りで選ぶのがいいのか。

何もかもが科学によって便利になったが
その上での人間らしさとは何か。

どんな才能でもスペアがきく
どんな関係でも取り替えがきく
そんな世の中でいいのか。


人は自らの意思で行動した時のみ
価値が生まれるって台詞。

誰かにとっての特別とは。自分とはなにか。

めっちゃむずい話。