知ってる人は知ってる。
舞城王太郎さんのシナリオ。
(豆は初めて知った)
現実と井戸と言う2つの世界での
犯人探しがとても斬新で楽しかった。
何より連続殺人犯でなければ探偵になれない
と言う条件もまた、心くすぐられる。
主人公が言葉で人を殺して行くと言うキャラで
レクター博士っぽいし、
最初は津田健次郎さんの声とキャラデに違和感を与え、後に声の主の本来の姿を知る展開も良い。
キャラデザも三白眼が多くてシンプルデザイン。
ストーリーに集中しやすくて入り込みやすかった。
ただ、深層心理と言う分野で考察するとなると
弱い部分は多い。
夢とかのフロイトの思想。
イドの中の表現がフロイトの思想を参考にしているのかもしれませんが、
それだけかもかな〜な感じでした。🤔
【ひとは「無意識」につきうごかされる。
「タナトス」=死への欲動
人は誰しも死や破壊に向かおうとする根源的な衝動を持っている。】
多分、その衝動を止めてるリミッターをどうやって外していったか。
夢の中に現れる象徴とか。
もしかすると、小説やら漫画版やらで何か説明があったのかもしれません。
アニメでは分からなかった🤔
しかし、十分に面白かった👏
前口上が有る作品って
やっぱり良いよね🤗♪
「おれはこの子を知らないが、名前だけはわかる。
この子はカエル、そしてこの子の名前を思い出した事で俺は自分の事も理解する。
俺の名はサカイド。
下の名前は思い出せないが、まぁどうでもいい。
大事なのは俺が名探偵である事。
そして、俺はこの子、カエルちゃんの死の謎を解かねばならないと言う事だ。」
【公式より】
殺意を感知するシステム「ミヅハノメ」を用いて、犯罪事件を捜査する組織、通称「蔵」。
そして、「ミヅハノメ」のパイロットとして犯人の深層心理「殺意の世界(イド)」に入り、事件を推理する名探偵・酒井戸。
頻発する凶悪かつ謎多き事件と、そこに見え隠れする連続殺人鬼メイカー「ジョンウォーカー」の影を追っていく。