クールで完璧なのに、クンクン探偵が大好きな真紅可愛い!
ぐっと親近感を持てました。
作品自体は雰囲気アニメって感じです。
最終話とその流れでのEDの切なさを楽しめれば儲けものですね。
水銀燈は共感できる適役として進化していました。
こういうキャラがいるだけで、名作を観たような満足感を得られます。
ただ、ヒールの座は新たに出たドールに奪われてしまいます。
完全に宗教的確信犯で悪の悪な子でした。
この子に限らず二期の追加キャラはあまり好きになれません……
たぶん、主人公サイドのドール達の呑気さと、物語のシビアさが噛み合っていないせいで、新キャラまでチグハグだったり、描写不足になっているのだと思います。
特に暗すぎる病気のミーディア、キンキンするだけの金糸雀には、もう少し魅力を伝える場面が欲しかったです。
ドール好きの大人ミーディアさんは完全に蚊帳の外でしたね……
自身の発言がトラブルのもとになっていたことすら知らされていないような笑
このチグハグさはラストがオリジナルになっているのも要因なのでしょうか。
感想を書くために振り返ってみると、粗さや構成の問題を感じます。
しかし、ラストの空気感は静かで切なさもあるいい味でした。
つまり、雰囲気アニメ。