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四月は君の嘘のya27のネタバレレビュー・内容・結末

四月は君の嘘(2014年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

天才ピアニストだった14歳のこうせい。2年前を境にピアノは弾かなくなった。
母親の操り人形、メトロノーム。譜面通りに完璧に。それが死んだ母親の遺したトラウマ。音が聞こえない。1人になるのが怖い。
幼馴染のつばきとわたり。世界は灰色だった。四月の春、現れたのはジェットコースターみたいな女の子かをり。泣くは殴るは天使みたいに笑うわ。無理矢理ピアノの舞台に引きづり戻された。
世界はカラフルになった。
そんな君は病気だった。

星は夜輝くんだぜ
誰かの為に音楽を奏でた時、それがたくさんの人に届いた時、音楽は言葉を超えるのかもしれない。
無理かどうかは女の子が教えてくれるさ。
友達が好きな女の子。友人A。
届くかな、届くといいな。

つばきはかをりの存在でようやく気づいたこうせいへの気持ち。わたりを好きなかをりが気になるこうせい。自分はただの友人A。
何度も逃げようとするこうせいを引きずり戻すかをり。こうせいのピアノはすごかった。色んな人を巻き込んだ。
かをりも実はその1人。ずっと好きだった。話したかった。病気と知り長くないと知り、私は勇気を持って走り出した。
わたりが好きなわけじゃなかった。四月についたたった1つの嘘。ほんとは君が好きだった。手紙にそう遺しかをりは死んでいった。

正直最終話めっちゃ泣いた。
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