原作未読
石川啄木は人間性を全く好きになれない一方で、『一握の砂』も『悲しき玩具』もとても好きなので、
浅沼晋太郎さん、斉藤壮馬さん、梅原裕一郎さんといった豪華な声優陣を目当てにしつつ、どんな風に石川啄木という人物を描くのだろうという興味もあり鑑賞
石川啄木の人間性自体は決して美化せずに、後先考えず自分の思考と欲望に純粋な人という風に描いていることに好感を持てました
浅沼晋太郎さんは『ヒプノシスマイク』の碧棺左馬刻役のイメージを持っていたので、石川啄木の声が碧棺左馬刻と全く異なり、がらりと印象を変える声のお芝居がすごいなと思いました
歌集を読んだ時には石川啄木の享年を追い越していなかったのですが、本作鑑賞時にふと享年を追い越したことに気付き、後世に残るたくさんの歌を遺した、太く短い人生だったのだと改めて思いました
