このレビューはネタバレを含みます
アニメ製作の各業務を体現した主人公3人それぞれが四苦八苦しながら自分達の好きな何かを創り出す事の楽しさを伝えてくる良い作品です。
各業務へのこだわりなどがほぼ毎回描かれていきますが、特に背景描画を担当する浅草みどりとキャラのアクション描画を担当する水崎つばめをキャラとして分けた辺りに、明確にその2つは違うものなんだという制作側のこだわりの様なものが強く感じられ、とても興味深く感じました。
また、金森さやかというキャラがバックオフィス業務や営業を一手に引き受けつつひたすらに経営者目線で動くスーパーウーマンであるにも関わらず、何かその辺にいそうな感じに演出されていたのも面白かったです。
見終わった後に何かの制作に関わってみたくなる様な面白さが込められた良い作品だと思います。