弓を引くのは1人だけど、1人じゃない。
今シーズンは“仲間”がテーマ。
“息合い”とは何なのか。
ある程度気心の知れた関係っていうのは、案外1番難しいものなのかもしれない。
気を使ったり使われたり、はたまたそのタイミングを間違ってすれ違ったり…
言いたいことをいつ言えばいいのか。
どう伝えればきちんと伝わるのか。
そもそもはっきり伝えていいことなのか。
言わなくてもわかる、なんてきっと幻想。
本音をぶつけ合うっていうのは本当にむずかしい。
部活でもなんでも、真剣にやればやるほど仲良しごっこなんてできないから。
真剣勝負だからね。
喧嘩して、仲直りして。
心配して、心配されて。
風舞の5人がひと回り大きく成長する物語。
今回は他校との交流場面も多く描かれていて、そうそう、部活ってこういうものだよなぁと思い出す。
桐先や辻峰の生徒とのやり取りを通じて（特に遼平と愁の関係、見ていてとても暖かい気持ちになるから好き）風舞の5人の関係性も少しずつ変わっていく。
シーズン1ではちょっとギクシャクしているように見えた静弥と愁の関係も、柔らかくなったようで嬉しかったな。
コーラとたこ焼きと“弓友”
「あまつ星祭り」で終わる最後はとてもすっきり。
清々しく、気持ちの良い最終話でした。
