リッジスカイウォーカー

オビ=ワン・ケノービのリッジスカイウォーカーのネタバレレビュー・内容・結末

オビ=ワン・ケノービ(2021年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

いや、よくぞ作ってくれました。
誰もが観たかったEP3の完全なる続き。

一体どういうお話になるのかと思ってたら、レイアとオビワンのファーストコンタクトがメインのお話でした!


なるほど!
たしかにこれは盲点でした。

EP4で助けを求めるレイア、一体どこでオビワンを知ったのか、にふれてくれるエピソードとなっております。

またこのレイアの役の女の子が非常にこまっしゃくれてて大変よろしい。また顔もなんとなく似てる!キャリー・フィッシャーの生まれ変わりか?!と思うくらい。

このレイアが観れただけで良かった。

でも10才には見えない。
かけっこで逃げるところあるけど、完全に敵さんが捕まえないように鬼ごっこしてるようにしか見えなかったw
本当の年齢何才よ?と思ってググったら…

なんと10才だったww
嘘でしょ😅
5才くらいかと思ったわ。


EP3とEP4を繋ぐ橋渡しのストーリーなので、アナキンとオビワンの決着がつくというドラマティックなものにはできないことがわかっている中、フォースを駆使したジェダイとシスの激突は流石に見応えアリ。

なんかここには賛否両論あるみたいですが、自分は十分及第点です。

暗黒面に落ち切れないアナキンの葛藤は、ベイダーとなってからも根底には正義の心があり、それがEP6にも繋がってくると思うと、悲哀に満ちたキャラクターであるということが増幅されました。


残念な部分は尋問官の立ち位置。
ここはもう少し掘り下げられたと思う。

ラストにルークを執拗に追うところは意味がわからなかったです。何のためにあんなことをしているの??ルークを殺しても何の意味もないし、彼がアナキンの子だということもわからないはず…。。
あの行動にやたら時間が割かれていて、もったいなかった。
ベイダーにライトセーバーで貫かれて死んでて良かったんではないかと思う。


あれは無理矢理ルークに焦点を当てたかっただけとも取れる。この時点では何もできないただの子どもでしかないことがわかっているため、レイアだけに絞れば良かったと思います。


また最後の最後でクワイガンが出てきますが、あの扱いもとりあえず出しました感が強く、スターウォーズの世界観を広げるものでもなかった。

ラスト、ルークを見守ることをやめることにした決断だと、これから9年間さらにタトゥーインにオビワンが居続ける理由も薄いため、なんで残っているかも語られず…

ルークと尋問官の鬼ごっこに時間を割くなら、EP4にもっと綺麗に繋いで欲しかったな…


まぁでも作ってくれただけでありがたい!

スターウォーズの正史として、抑えておくべき作品であることは間違いありません。


またスターウォーズ全部観たくなっちゃったなぁ。


※余談ですが、今ゲームのフォールン・オーダーをやってるんですが、コイツがクソ最高。こちらももう一つのEP3後のストーリーで、抜群に面白いです。ゼルダが好きでスターウォーズ好きな人はぜひやってほしい!!