ロウンを愛でる会のメンバーが見るべき作品。とにかくロウンの活躍は前半が押しの強い自信たっぷりな男、後半はショボン子犬から一転、お姫に。大した問題もなくくっついたと思ったら離れたり、でもほぼラブモード全開でした！ロウンのあんな表情やこんな表情、ウォンジナとの角度あるキスシーン、包み込まれちゃうバックハグ、そういう絵になるシーンを堪能する為のドラマなのかな。ストーリーについては語るほどでもなく、正直なところ中盤は退屈でした。が、後半少し盛り返して、脇役カップルの悲喜こもごもに頷いたりしながら、
大団円を迎えるという王道作品。
一ついいなと思ったのが、ロウンには上に姉2人がいて、長女はウェディングドレスのデザイナーで活躍する独身女性、次女は可愛く賢い女の子を育てている母親で、どちらとも仲良しの末っ子ロウンは、定期的に姉達とご飯を食べる会があり、微笑ましい光景でした。次女の結婚には大きな問題があったことを知り、姉弟で慰め合い、立ち直り、自分の人生を見つけていく次女、人生は時にままならないけど、気付いた時に方向修正をすることはできる、でも辛い時には愛する人の手を借りよう、そんな優しさのある家族なのが素敵でした。
最近の傾向なのか、総じて女性の方が強く、社会的にも認められたい意識もあり、能力も高く、そんな女性達にますます男性は惹かれる、という作りでした。舞台がコスメ業界でもあるからかな。
