このレビューはネタバレを含みます
2022/12/10 前半
2023/05/02 後半 追記
このドラマが大好き。
シーズン3になるのかと思いきや、シーズン2を前半、後半に分けたのね。
最後はしばらく引きずるほど号泣した。
薄っぺらではない本物の親友を持てることは本当に幸せなことだと思う。
人はいつか死ぬ。
そのことを忘れずに大切にしないとと思う。
ケイトの書いたストーリーだったんだろうね。
娘に病気の母親の記憶だけを残したくないという思いと、このドラマは一致していて、視聴者にも病気になった女性という印象のみを与えない構成にしている。
10代の出会いから淡々と死までを順に追ってしまわずに、過去の思い出をあちこちたくさん織り交ぜながらストーリーが進むことで、愛する大親友、夫、娘、両親、支えてくれた人たちと1人の女性がいかに生きたか、充実した楽しい人生を送ったのかを描くことで、より鮮やかに心に残るドラマとなっている。
[前半]
前回の最後に、なぜ、ケイトがあんなふうにタリーを避けていたのかがわかったけど…
どちらも片思いみたいな切ない気持ちをもって求めてるのに、どうしてもすんなり許せないんだなぁ。
もう許してあげて!って思ったけど。頑固すぎるよ。
このドラマは、過去の思い出を混ぜていくから、あの時の気持ちはどうだったかとか、その後どうなっていったのかとかが、その場でわかるから、感情移入しやすい。
タイミングって運命的なものもあるけど、大事だと思う。
ケイトとジョニーの関係も別れたとき、また付き合い出す時、再婚する時。
タリーとダニーの付き合時、仕事での別れ、再会の時。
ケイトとタリーも友情が離れそうになったり、くっついたり、そして…
人にはさまざまなタイミングと人生の分かれめがある。
クラウドの過去も判明した。たくさん傷ついたのだ。
ドラッグしてどうしようもない人生を歩んでしまった時はあるけど、だんだん母親らしくなった。
やっぱり、ボー・ギャレットの配役は良かった。前回もそうだったけど、どうしようもないマイナス部分もあるけど、魅力的でかっこよく見えるんだなぁ。
ショックな事実が判明したラスト、いったいどうなるんだろう?
後半が気になって仕方がない。
それにしてもこんな友情はなかなかないものだから、羨ましい。
[後半]
乗り越えていく
置いていく
ラストのシーンは印象的。
アバのダンシングクィーン、いい。
ピッタリの内容で、今後はこの曲を聴いたら、このドラマを思い出すだろうなぁ。
ケイトだけでなく、歳をとって、いろんな人がそれぞれお互いに真に分かり合えたと思う。
人生にはいろんなことがあるけど、今こうやってちゃんと理解し合えたと思えるようになることはいいこと。
ジョニーが生きてて良かったし、ケイトとまたやりなおしてより良い関係になって良かったし、タリーとダニーがうまくいって良かった!