このレビューはネタバレを含みます
原作は『太陽がいっぱい』
古い映画でもあるし、マット・デイモン版『リプリー』もある。マット・デイモン版は、5月にNetflixで配信されるから観たい(むかし、観てるかも?)
どれも、ある程度筋は同じだけど、違うようだ。
原作を読んでみてもいいかも。シリーズで。
今回のはドラマで、モノクロ撮影。
雰囲気はそれでバッチリ。絵画が出てくるが、映像そのものも絵をたくさんみているよう。
特に窓枠のシーンは絵になると思った。
血などがたくさん出てるのに、黒いのであまりグロい感じにはならない。
猫ちゃんがかわいい。
あの子はいろんなものを見たよ。
人はほとんど見てないけど、いろんなものが上から見てたよ。
こんなふうに騙されるものかな?と思ったけど、やってのけちゃうリプリー。
完全犯罪に見えないんだけど。結構雑な隠蔽。全部嘘で騙していく。
周りは都合よくうまく騙されて、ここまでくると、痛快だ。警察がひどすぎる。
最初は地味な人で魅力がなかったリプリーが、堂々と犯罪をやってのけて、嘘をつきまくって、輝く。最後には、連続殺人犯リプリーとして、魅力的なキャラが出来上がっていた。おもしろ。
続編はあるのかな?