「誤判対策室」という架空の調査室を基に展開していく冤罪を扱ったドラマ。特に目新しいことは無かったけれど、「誤判対策室」が舞台だからか、結構強引に開かずの扉を開けにいったなという感じがした。
自白の強要は当たり前だった時代に、その自白で冤罪を生み出した有馬。にも関わらず、今回も強引なやり方で捜査をしていくんだから、このやり方しか知らない、そういう事かなと思った。俺のやってきたことを否定するのか、みたいな台詞もあったし。とはいえ、うなされるほどの後悔や贖罪の意識が態度に表れないんだから、不愉快に思われても仕方がないんじゃないかなとは思った。
古内の件で上司の本当の思惑を知った春名が、豪快に手のひらを返す姿は、結構スッキリするものだったなぁ(笑)これからもっと探られるんだろうな。