60 誤判対策室のぽらりすのネタバレレビュー・内容・結末

殺人なら認めでも23日逮捕勾留するだろう（というか親子別々に、下手したら3人分60日勾留するだろう）、というあたりはさておき、どうやって死刑執行を止めるのかと思ったら、そういう手かと素直に驚いた。ドラマなので無理がある部分は当然あるが、全体的に見て大きな違和感も無く進んでいた。なお、現実だとどこかのタイミングで被害者遺族がマスコミに引っ張り出されて大騒動になると思うが、そこを完全に捨象したのがドラマとして破綻しなかった最大の原因かもしれない。
想像していなかった父娘の物語で、有馬さん側の悩みはなんともいえなかった。結局捜査方法は変わらず、さらには冤罪が繰り返されるかもしれないという余韻も残り、正直救いがないのがなんともいえない。
そして、酒井若菜さんにびっくり。あんな演技できるんだなあ。