ワン

スケバン刑事のワンのレビュー・感想・評価

スケバン刑事(1985年製作のドラマ)
3.0
関東北少年院に送られていた麻宮サキ(斉藤由貴)は、少年院を訪れた暗闇指令(長門裕之)と神恭一郎(中康次)から、サキの母親ナツ(清水まゆみ)の死刑執行の無期延期と引き換えに主に学園の犯罪を追及する特命刑事として任命される。スケバン刑事となったサキは桜の代紋が入った重合金のヨーヨーを武器に孤独な戦いが始まる。

「鷹の羽学園2年B組麻宮サキ。またの名は…スケバン刑事」
「スケバンまで張ったこの麻宮サキが何の因果か落ちぶれて、今じゃマッポの手先…笑いたければ笑えばいいさ」
「だがな、てめえらみてぇに魂まで薄汚れちゃいねえぜ」


《総評》
前半の一話完結は文句なく面白い。11話以降の悪魔の三姉妹編になってからはサキが防戦一方になってしまい本来のスケバン刑事の持ち味が活かせていないように思う。逮捕までの一連の流れがなくなってしまった。ただし、海槌三姉妹のキャラクターは良かった。学園物の範疇で良かったのだと思う。
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