このレビューはネタバレを含みます
市長、校長、軍、教会(牧師)、名士、
街の構成員ほぼ全てが愚昧で腐臭がする、というのはこーゆードラマにありがちではある。
徘徊する知的障碍者の呟きがヒントになる、とかいうのもありがちではある。
それでも「誰もかれも怪しい」と思える展開はスピーディで飽きさせず、構成の上手さを感じさせ、さすが欧州の刑事ドラマである。
(米国の、やたら発砲したり冗談飛ばしたりエロしたりするドラマとは全くベツモノ。こうしてみると、日本、韓国の刑事ドラマは米国につながる「太平洋系」ともいえるかも)
それにしても、G7的に言えば「法の支配」に基づき、犯人は触法少年として送致されるべきだと思うのだが、そうしなくていいの?カピタニ?
証言を突合させていくと、いずれ綻びが生じるのは火を見るよりも明らかだと思うけど。
※当方はカピタン(=ルネ・カピタン)と言い間違えてばかり