鈴木亮平の優しいイメージは良いのだが日本を動かすような威厳がイマイチ感じられなかった。
だが明治維新後の役作りは毎度のことながらさすが。
初期EDで流れてくるカントリー調の曲も何か違うと思っていたら途中でやはり変わった。
西郷どんが日本中で一目置かれるようになるまでの経緯が詳しく描かれていない。
半分過ぎて評判も良くなかったのか要の人物にイケメンを出すように…。
後半に歴史考証の磯田道史さんが役者として出ていたのには笑った。
でも歴史考証の先生方が揃っていたにもかかわらず西郷さんの最期を何故あんな風にしたのか不思議。
考えただけでもツラく哀しい史実なのに最終回はそれほど涙を誘う話にはなっていなかった。
歴史的、ストーリー的にもどっちつかずで残念。
何年後かにまた西郷隆盛を取り扱ったドラマに期待。
