Adele

地下鉄道 ~自由への旅路~のAdeleのネタバレレビュー・内容・結末

地下鉄道 ~自由への旅路~(2021年製作のドラマ)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

これは長々くどくどとドラマ内容についてレビューするよりも、気になっている人が各自で観た方がどんなレビューよりも自分で納得できるレビューや感想が持てると思う

ただし、生半可な気持ちで観てはいけない
正直、ちっとも楽しくなんかないし、感動シーンもない
回を重ねる毎に重く沈み、特に中盤は救いようがない
自分も途中で観るのをやめようと思ってしまったほど
けれども、なぜかわからないが、やめることができない

日本人の自分が黒人の歴史や人種差別についてレビューはできないし、するべきではないと思う
だからこそ、個人で観て感じるべきだと思う
思うこと、感じることは人それぞれだろうから

ドラマとしての質やクオリティは、さすがのバリー・ジェンキンスだけあり、レベルが高い、高すぎるくらいだ

また、主人公コーラ役の演技がもとてもよかった
演技ではなく、本当に奴隷体験しているのでは?と思うくらいの演技
ジョエル・エドガートンは、よくこの役を引き受けたな…と思いました

コーラは周りから強運と言われているけれど、彼女の行く先々で不幸や悲しみが起きる
せっかく、誠実で素晴らしい男性との出会いがあるのに不運に見舞われる…コーラは男運がないのか…

個人的にはシーザーが好きだったので、これの最期の目の話は残酷すぎて、少しトラウマになっています…

ラストのコーラの表情が忘れられない
常に悲しみを纏っているコーラに逆戻り
あの後のコーラとモリーの人生はどうなったのだろうか?
原作があるとはいえ、フィクションだとわかってはいるが、コーラの今後の人生がとても気になってしまった
Adele

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