小川糸さん原作。第17回(2020年度)本屋大賞第2位を受賞した作品をドラマ化。全8話。余命宣告を受けた女性と彼女が最後の日々を過ごす「ライオンの家」の面々との交流を描く作品。主演は土村芳さん。
「ライオンの家」。そこでは余命宣告を受けた個性的な面々が集い、人生最後の日々を送っている。主人公の雫(演:土村芳さん)は若くして余命を告げられ、ライオンの家で残りの日々を過ごすことにする。そこでは入居者が自分の思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」というものがあり...。
死をテーマにした作品というとどこかしら暗くなりがちな先入観があったのだが、このドラマは使用されている色彩がとても明るい。だからこそ変に重苦しく観る必要のないドラマだと思って終始楽しく時々ほろっと来た。
ただ取り囲む色彩が明るいとは言っても内容が重めな部分があり、そこのギャップに心を持っていかれた。