志半ばの死。
誰にも悼まれない死。
選択された死。
押し付けられた死。
誤解された死。
このドラマは
それらの死を美化するのではなく
しっかりと投影して
影絵の温かさで
観る者を泣かせるタイプのドラマです。
そこに、いた。
たしかに、いた。
生きていたから、生きてきたから、死ぬ。
たとえ一人で死んでも
虚しく死んでも
ひとつの黄色い箱に収められた証が
今を生きている人に
その死を繋げていくお話。
第一話の開始20分で、もう号泣。
たぶん、ドラマ最速記録です。
笑いも泣きもしないグルが
こんなに感情の奥深くまで侵入してくるとは。
脇役の皆さんも良かったですねえ…
シーズン2、
本気で期待しています。
多少設定がかぶっても構わないので
遺品の一つ一つがくれる回想に
まだまだ触れていきたいです。