はしもと

おっさんずラブのはしもとのネタバレレビュー・内容・結末

おっさんずラブ(2018年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

🔖過去記録

めちゃくちゃ漫画的ご都合主義ギャグラブストーリー。嫌いじゃない。わりと好き🥺
同性愛をきちんと描くことってなんとなく実写ではタブーな領域かと思っていたけど、それをギャグ交えつつ時にポップに、時に核心に迫るように、きちんと大衆向けに落とし込めてるから見やすかった!
ただ、春田があまりにもなんも考えてなさすぎて、「おい〜〜〜〜〜」って50回ぐらいなった。あくまで漫画的キャラと思えば笑って観れる。こんなに人に流されやすい登場人物なかなかいない(笑)
自分の望んだ通りの展開になったのが素晴らしかった。はるまき推し👏

こうやって受容してくれる人間に囲まれた彼らの環境って相当幸せで相当フィクションなんだろうなあと考えたら辛くなった。こうしてコミカルに描くことでより現実の同性愛者は生きづらくなるんじゃないかなともちょっと思ってしまった。彼らの生き方があくまでギャグであくまでフィクションかのように見られ得る

林遣都さん、美丘のときは顔がそんな好きじゃないなあと思ったけど今回は最高のキャスティングだ……牧くん………ぶっきらぼうだけど愛がこもってる春田への態度が素敵。わざと相手の顔みないようにしてる感じとか、うわ〜〜かわいい〜〜強がりさん〜〜 って愛せるキャラ
1番ときめいたのは、牧くんが食器片そうとしたときにお皿がちょっと危ない積み方になって、春田が箸でガチャガチャッて直したとき。うわこういうとこ好きになっちゃうんだな無自覚なとこ〜普段もこうして春田の無意識な何気ない気遣いに牧くんの心は絆されてるんだろうな〜くうううううう

観ても腐女子に目覚めはしなかったんだけど、こうやってどっちがどっちにでもなれるし誰でもくっつけられるのがBLの魅力なのかなあと思った。男5人いたら10通りカップリングあるという。二次創作が横行する時代と行間読みと妄想が大好きな日本人に即した魅力