このレビューはネタバレを含みます
「家族」の物語だった。血で繋がってはいれど家庭崩壊(会社の没落)した長家に対し、血の繋がりはなくそれぞれ家庭環境に問題はあれどまるで家族のように在れたIC。新しい家族を見つけたセロイ、毒親(長家)から独立できたスア。 …と重めなテーマはあれど物語はすごく分かりやすくて半沢直樹的な勧善懲悪のスカッと感もあるし、とてもバランスの良い作品。
あとはとにかくキャラクターが良い。タンバムの人達一人一人をちゃんと愛せたから、彼らが笑い怒る時にちゃんと共感して同じ目線に立って見られた。
#12.13
「私が私であることを証明するために、他人の理解は要りません」
韓国のフェミニズムというかLGBTQ+への偏見の根深さにかなり引いてしまったけど(日本も変わらんかもしれんが…)、ダイヤのように輝くヒョニちゃんの話が好き。
スアちゃんの顔面があまりにも、、、美、、、、ぶっちゃけセロイと結ばれては欲しかった気持ちもあるけど、信念を持って行動することの大切さを描く作品で、自分の立ち位置にかまけて努力しなかった女を救うわけはないよなーーーーーでもイソちゃんがまじでキャラクターとして好みの女だったからこそ結ばれてほしくなかった。負けヒロインは負けてこそ輝くので。
イソちゃん本当にかわいい、理想の強い女
