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TOKYO MER~走る緊急救命室~のpokotanのレビュー・感想・評価

TOKYO MER~走る緊急救命室~(2021年製作のドラマ)
3.8
定番の医療ドラマで、熱くて安定感ある。
都知事の肝いりで導入されたMER、動くオペ室車両で迅速に処置をして死者を出さないことが課題。

冷静な情報分析と的確な指示、確かな技術力、患者でもスタッフに対しても、紳士的な言葉使いが理想のリーダー像でもある喜多見を演じている鈴木亮平がとにかく素晴らしい。
チームワーク。
処置の早さを身につけるためには、知識と経験が必要。

最初は面白く観ていたが、3話の立て籠り事件で、ツッコミどころ。
何故ピストルを所持してるのか。
結構撃ちまくってるのに弾は?
蔵前が一度脱出して、犯人が戻るように指示したときに、お店の立地が2Fにあり、入り口周辺は死角になってる気がするのに、なぜ素直に戻ったのか?

中盤回はやや中だるみ気味ではあったけど、7話からは喜多見の過去とテロ容疑者が関わってきて、また少し面白くなる。

最終回もあれだけ犯人だろうが誰に対しても命を優先する治療をしてきた喜多見が、身内に被害を出してしまったことで、あっさり考えを変えてMERから離脱するも、説得でまた復帰するなど、色々ツッコミどころもあるけど、カメラワークや編集で臨場感ある現場を演出していて、日9らしい安定したドラマだった。
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