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彼女はキレイだったの160のレビュー・感想・評価

彼女はキレイだった(2021年製作のドラマ)
5.0
世間一般的かどうかはさておき、私にとっては最高の青春映画。
最近、自分が何にワクワクするのかじっくり考えた機会があった。それで辿り着いた答えのひとつに、青春体験がある。お金なんてかけず、リアルの世界で、汗水垂らして何かに全力で取り組み、しかもそれに仲間もいるあの経験は、ほんとにプライスレス。
ただ大人になるとやっぱりそういうのは減ってきて。でもでも、この作品のように、大人になっても青春って感じられるんだ!って思わせてくれるものもあり、それって素晴らしいや。

この作品なのだけれど、ストーリーがどうというより、この一つの作品を通じて、出演者さんたちがひとつになり、より良いものをつくろうとする姿勢が見える。

元々韓国の人気ドラマで、それを日本版でやるというのは、大変プレッシャーだったと思う。というか告知段階から「期待しない」「気乗りしない」みたいな言葉がネット上では見受けられて。健人くんを始め、皆さんの耳や目にも入ってきただろうに。

でもこの逆境を楽しみものにするのが中島健人。
健人くんは、これのためにインスタグラムを始めて。撮影期間中も、移動時間などで「長谷部宗介」としてインスタライブをするなどして、みる人の注目を集め魅了させていて。
そのほか自分のブログでも逐一ドラマのことを発信していて。
こういうプロデュース力あって、彼は22年上半期だかなんだかの出演数が嵐メンバーに次ぐ上位に躍り出てる。クライアントや、広告代理店すらも期待以上の結果を出し、みなが驚き喜んでる姿が目に浮かぶ。


この作品に限らず、原作のあるものだと、新と旧を比べる人がいる。いや、自分だって、気に入っていたリップがリニューアルだか何かで廃盤になって、これからどうしろっていうんだ!って似たようなことしたじゃないか。ごめんなさい。新しい出会いとのチャンスだとポジティブに捉えて前向いてるから許して。


いくら何を言おうとも、原作ファンの人のあまり耳にしたくない言葉はゼロにはできないけれど、好きという気持ちを増やすことはできる。
だからわたしは好きだと思ったものにはとびきりの愛を伝え、行動力を高めるよう徹底している!!!!ただ黙々と。


私の日常、感傷的になることも辛いこともそりゃああるけれど、将来に不安よりも希望を感じるのは、どんな時も常に前に進むことをやめず前向きさを忘れられないから。
その土台を作ってくれているのは、こういう素敵な作品で感動体験をさせてもらっているおかげ。ありがとう!!!!
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