このレビューはネタバレを含みます
保護観察官と保護司
犯罪や非行をした人や少年の更生を支援する活動において、役割が異なる
保護観察官
国家公務員で、心理学や教育学、社会学などの専門知識に基づいて犯罪者処遇や犯罪予防活動に従事する
法務省専門職員(人間科学)採用試験(保護観察官区分)や国家公務員採用総合職試験、一般職試験に合格し、法務省保護局や更生保護官署に採用される
保護司
民間の ╲ボランティア╱で、保護観察官と協力して保護観察中の人やその家族等を支援する
法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされているが、 ╲給与は支給されない╱
活動内容に応じて実費弁償金が支給される
保護司になるには、原則として66歳以下であることや、人格や行動について社会的信望を有すること、生活が安定していることなどの条件を満たす必要がある
保護観察官と保護司は、保護観察や生活環境の調整など、犯罪者処遇の専門家として二人三脚で活動する