菜津

想い出づくり。の菜津のネタバレレビュー・内容・結末

想い出づくり。(1981年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしいです、、
良い作品に出会えると本当に嬉しい

24歳を過ぎたら女は行き遅れてしまうとか今みたいに女性が多様に生きることができなかった時代にギャップを感じる部分もあったけど、自分が望む恋愛をしたい!結婚までにすっごくいい想い出が欲しい!とかって必死にもがきたくなってしまう感じ、すごくすごくわかる、、
自分と同世代の彼女たちが不器用ながらもめちゃくちゃしながらも強く生きようとしていてそれがとても愛おしかった

個人的に佐伯家がツボ
佐伯家の俗っぽさを本当に細かく描いてる
のぶ代と茂は本当の姉弟に見えた
のぶ代が怒られてたのに茂が流れ弾を食らっちゃうとことか、
ロストバージンした姉に対して嫌悪感を抱いてしまう弟の描写は特に印象的だった
中野さんもたっっまらなく好き
一番本作で爪痕残してる気する
お見合いの時の可愛がる可愛がるを連呼するところとか図々しさと厚かましさに初めはゾッとしちゃったけど真っ直ぐで愛情深くてめちゃくちゃええ男やないか!!!

ありきたりな出来事に、どうありきたりでなく立ち向かうか考えさせられました
菜津

菜津