レベッカ・ファーガソン主演のドラマ。

有毒物質が蔓延する未来のお話。
サイロ と呼ばれる地下で暮らす世界で
外に出る＝死を意味する。


1話と最終話が面白かったです😊

レベッカ・ファーガソンってミステリアスな雰囲気もあって女性としてカッコいいと思います👏

地球の地下144階建てのサイロ。住人は、秩序を保って平和に暮らしている。外が汚染されている(これも確定ではなさそう)事以外は、全くわからないらしい。
レベッカファーガソン演じる主人公ジュリエットは、彼氏の事とサイロに隠された真実を探り始めます。発電機の修理で大活躍するシーンは見どころ。
シーズン1ではまだまだ未解決の事ばかりで、いつになるか分からないけど、シーズン2以降どうなるか楽しみ！

200階くらいの地下施設に住む人類。
上から下まで、それは分かりやすくも世界の階級構造で、この社会を明示しているけれど、
設定は細かく、SF的な要素がかなり強い。

設定の綿密なSFよろしく原作があるとのことだけど、ドラマとしての構成がとても上手い。

設定を完全に理解していなくても、この話に入り込む事ができるように、
1話1話繋がっていながら、その回のテーマをのめり込めるよう、アクション要素、ドラマ要素、サスペンス要素、刑事ドラマ要素、スパイ要素みたいなものを各回ごとに織り交ぜているから楽しめる。

主役だと思ってた人ではなく、1話の最後に一瞬出てきた人が主役という構成も、謎が解けていけば理解できる。
外の世界を夢見たアリソンの話が1話で、その希望と絶望が対峙した愛するもの同士の表情が、このドラマの世界に生きる人の全てを語っていた。

製作も兼ねるレベッカ・ファーガソンが、女性には珍しい腕っ節の強い、一匹狼の機械工で、まぁカッコいい。彼女のファンは見るべし。
保安官になってからの、あまりの自己中心具合に、この主人公応援出来ないかも、と幻滅するレベルには周りが見えないところもあるが、これくらい周りは使うもの、振り回すものとして、扱える人じゃないと、一人で真実には辿り着けないよね。

ぬめっとしたティム・ロビンスも、怪しく見える父イアン・グレンも、面白い人たちはたくさんいた中でも、フェルディナンド・キングスレーが好きでした。ひとりで『ローグワン』をしている感じ。彼の存在により常に切なさが漂ってました。

シーズン2は、ストで製作延期中とのこと。
原作はまだまだ続くようなので、いつか続きも観られるといいな。